日本のラーメンは今ではミシュランに認定されるほど美食とされていて、本場中国の中国人観光客にも日本のラーメンは人気だそうです。
中国と日本のラーメンの違いとは
麺の違い:中国では料理人が手作りしている。
日本では機械で作っている。日本の麺はかん水を使う事により弾力を出しているが、中国では使われていない。
スープの違い:中国では豚肉、牛肉、海鮮からスープをとっている。
日本では豚骨スープに醤油やみそなどの調味料を加えている。
中国の五大麺
- 刀削麺 刀状の包丁で生地をそぎ落とす、山西省独特の削り麺
- 打鹵麺 東北地方一帯の厳しい冬を暖めるあんかけ麺
- 伊府麺 広州のグルメが考案。卵だけで生地を練り、油で揚げた艶やかな麺
- 魚焙麺 黄河で泳ぐ鯉の姿をあんかけで再現した河南省の名物麺料理
- 担担麺 本来の担担麺は麺、碗、箸、タレなどを蓋のついた桶に入れ、その荷を担いで売り歩いたことからついた名前です。スープは無く、醤油、唐辛子、辣油、粉さんしょう、酢、ごま油、ねぎのみじん切り、ペースト状にすった胡麻、すりつぶしたニンニクなどで作った独特のタレを、麺とよく和えて食べます。
日本の代表的なラーメン
- 札幌ラーメン 札幌は味噌ラーメン発祥の地で、1955年味の三平というお店の客が、店主に味噌をスープに入れてみたらどうかと提案したことが始まりだそうです。
- 山形赤湯ラーメン 1960年、山形の名店・龍上海の創業者が、残ったスープに辛みそを入れて家に持って帰っている途中、味噌が溶けてスープに溶けているのを発見。これが今の赤湯ラーメンとなったといわれています。
- 喜多方ラーメン 1920年代中国から来た一人の若者が、ラッパを吹きながら台車で販売していたのが始まりだそうです。麺が柔らかく醤油スープが特徴。
- 博多ラーメン 博多では豚骨ラーメンが主流。北九州では豚骨塩ラーメンという白いスープも人気だそうです
まだまだ寒い季節、らーめんが食べたくなります。