今年もあと1ヶ月を切りました。images
忘年会シーズンの後はお正月に新年会とお酒の席が増えますね。

中医学では、お酒は有毒とされていて注意されます。しかし毒を転じて薬となすように、漢方と組み合わせる事によって身体を温めたり、胃腸の働きを活発にしてくれる薬となります。

お酒の薬効は
「体の熱をとどめてくれ、乾燥を防ぐ」
「全身の血流を良くする」
「寒さを散らす」
「胃を温め消化器系の調子を高める」などがあります。

注意しなければならないのは「飲む時期」や「飲み方」です。
基本的に身体を温めるお酒は寒い時期に飲むのが良く、夏場のビールのように冷やして飲むのはオススメではありません。
日本酒や焼酎のお湯割りなどのような飲み方で温かくしていただくのが身体によいとされています。

中医学が発祥した時期に比べ、現代ではお酒の量がかなり増えていて、昔はハレの日お祝いに飲む程度だったお酒も毎日大量に飲む事が出来てしまいます。
飲み過ぎはもちろん身体に不調を招きますのでいけません。

他にもさまざまな注意点がありますが、飲む時期や飲み方、飲む量に気を付けてお酒を楽しんでください。