中医学での腎は広く生殖や成長・発育、ホルモンの分泌、免疫系などの機能を併せ持つ「生命の源」と考えられています。
腎の働き
西洋医学で考える「腎臓」の役割にとどまらず、中医学で考える「腎」には全身の健康に関わるさまざまな働きがあります
- 生命エネルギーの源「精」を貯蔵する
- 骨、脳、髪を育む
- 水分を管理して排尿を管理する
- 酸素を体内に深く取り込む
- 耳、尿道や生殖器官、肛門の機能維持
腎を元気にする食養生
- クルミ、松の実、クコの実などの木の実類
- 山芋、銀杏、もち米など粘り渋みのある物
- にら、よもぎ、生姜など温性の物
- 海藻類など自然の塩気がある物
- 黒豆、黒ゴマなど黒い食材
以上のようなものを普段の食事に取り入れる事で腎の働きを活発にして冬の不調を改善する事が期待できます。
1月も後半でまだ寒い日が続きますが、体調に気を付けてお過ごしください。